時系列データには「観測時点」に関するデータがつきものです。例えば年次データだと「1998年」「1999年」といった年がそれです。もとの経済データには当然、何年のデータであるかが記されています。
基本的にRの時系列処理では、観測時点のデータがExcelデータに書き込んであっても、それは使いません。スクリプトの中に、それが何年から何年までのデータであるかを書きます。
ここではRサンプル2のデータに掲げたsample3.csvを読ませて、時系列データだと解釈させる方法を書きます。より詳しい解説については、zooパッケージの解説文書(英語)およびクイックリファレンスを参照してください。