ミクロ経済学特講2009

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2009年1月9日 (金) 16:50の版

目次

このページについて

これはH21(2009)年度夜間後期開講、ミクロ経済学特講の講義ノートです。

講義のテーマ、進行方法など

 この講義は、講義中に話し合うこと、考えをまとめて文書に書くことを重視します。いくつかの(単純な)ミクロ経済学のモデル中に現れる合理的行動が、いろいろな市場でどのように現れるかを考えていきます。

 講義のテーマは、最近世界経済で猛威を振るう「グローバリゼーション」です。世界がひとつの市場につながってしまったことによって、誰にとっても得をした面と損をした面があります。それはなぜ起こったのか。


講義内容

基本原理

裁定と一物一価の法則

規制と資源配分のゆがみ・ムダ

規制の網を乗り越える

 牛肉輸入制限と生きた牛の輸入

規制主体(政府)には国境がある、企業には国境はない

財の貿易

安く作れば安く売れる

 ソシアル・ダンピング

 SAP、開発輸入-原価管理から原価設計へ-

 中国の人民元レート問題

国境を越える人々

 外国人労働者問題

 アメリカのコンティンジェント労働-そしてみんな派遣になった-

 労働における先任権と荒れる若者

為替レートはなぜ動く

フローアプローチとマネタリー(ストック)アプローチ

円キャリー取引

アメリカの高金利政策

産業保護の現実

 ECの農業保護

  フランス、アメリカ、発展途上国

 ローカル・コンテンツ法

 WTO

非経済的な結びつきを加えた取引・交換

地域通貨

産地直売

フェアトレード

緑のオーナー

社会主義はなぜ行き詰ったか

行列と転売

権限とサイド・ペイメント



企業の資金調達(1)

 間接金融から直接金融への流れ

 証券化とリスク分散

 格付

企業の資金調達(2)

 昭和日本の低金利政策

 歩積み両建て

反グローバリゼーション、保護貿易、ブロック経済

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