ミクロ経済学特講2009
出典: Hnami.net
目次 |
このページについて
これはH21(2009)年度夜間後期開講、ミクロ経済学特講の講義ノートです。
講義のテーマ、進行方法など
この講義は、講義中に話し合うこと、考えをまとめて文書に書くことを重視します。いくつかの(単純な)ミクロ経済学のモデル中に現れる合理的行動が、いろいろな市場でどのように現れるかを考えていきます。
講義のテーマは、最近世界経済で猛威を振るう「グローバリゼーション」です。世界がひとつの市場につながってしまったことによって、誰にとっても得をした面と損をした面があります。それはなぜ起こったのか。
講義内容
基本原理
裁定と一物一価の法則
規制と資源配分のゆがみ・ムダ
規制の網を乗り越える
牛肉輸入制限と生きた牛の輸入
規制主体(政府)には国境がある、企業には国境はない
財の貿易
安く作れば安く売れる
ソシアル・ダンピング
SAP、開発輸入-原価管理から原価設計へ-
中国の人民元レート問題
国境を越える人々
外国人労働者問題
アメリカのコンティンジェント労働-そしてみんな派遣になった-
労働における先任権と荒れる若者
為替レートはなぜ動く
フローアプローチとマネタリー(ストック)アプローチ
円キャリー取引
アメリカの高金利政策
産業保護の現実
ECの農業保護
フランス、アメリカ、発展途上国
ローカル・コンテンツ法
WTO
非経済的な結びつきを加えた取引・交換
地域通貨
産地直売
フェアトレード
緑のオーナー
社会主義はなぜ行き詰ったか
行列と転売
権限とサイド・ペイメント
企業の資金調達(1)
間接金融から直接金融への流れ
証券化とリスク分散
格付
企業の資金調達(2)
昭和日本の低金利政策
歩積み両建て