ミクロ経済学特講2009

出典: Hnami.net

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規制主体(政府)には国境がある、企業には国境はない
規制主体(政府)には国境がある、企業には国境はない
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取引自由の原則
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=== 財の貿易 ===
=== 財の貿易 ===
安く作れば安く売れる
安く作れば安く売れる
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 中国の人民元レート問題
 中国の人民元レート問題
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=== ばらされる財(産業内貿易) ===
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 パーツの生産集中と工場移転
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 高付加価値製品への傾斜
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 韓国の対日貿易赤字はなぜ大きいか
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=== 国境を越える人々 ===
=== 国境を越える人々 ===
 外国人労働者問題
 外国人労働者問題
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 労働における先任権と荒れる若者
 労働における先任権と荒れる若者
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 高く売れる労働とは
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 欧米人には働き蜂はいないのか
=== 為替レートはなぜ動く ===
=== 為替レートはなぜ動く ===
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緑のオーナー
緑のオーナー
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下請け関係と優越的地位の濫用(日本独禁法)
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独占的地位の濫用(EC独禁法ないしローマ条約第82条)
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誠実法(アメリカ州法)
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=== 取引への社会的規制(2) ===
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百貨店法と大規模小売店舗法(すでに廃止された日本の法制度)
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日本の中小小売店・中小飲食店は何と競争をしてきたのか、何と競争関係にあるのか
=== 社会主義はなぜ行き詰ったか(非市場的資源配分) ===
=== 社会主義はなぜ行き詰ったか(非市場的資源配分) ===
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非市場的な情報収集の限界-ノルマと在庫-
非市場的な情報収集の限界-ノルマと在庫-
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なぜダフ屋・転売屋は規制しきれないか

2009年1月9日 (金) 17:07の版

目次

このページについて

これはH21(2009)年度夜間後期開講、ミクロ経済学特講の講義ノートです。

講義のテーマ、進行方法など

 この講義は、講義中に話し合うこと、考えをまとめて文書に書くことを重視します。いくつかの(単純な)ミクロ経済学のモデル中に現れる合理的行動が、いろいろな市場でどのように現れるかを考えていきます。

 講義のテーマは、最近世界経済で猛威を振るう「グローバリゼーション」です。世界がひとつの市場につながってしまったことによって、誰にとっても得をした面と損をした面があります。それはなぜ起こったのか。


講義内容

基本原理

裁定と一物一価の法則

規制と資源配分のゆがみ・ムダ

規制の網を乗り越える

 牛肉輸入制限と生きた牛の輸入

規制主体(政府)には国境がある、企業には国境はない

取引自由の原則

財の貿易

安く作れば安く売れる

 ソシアル・ダンピング

 SAP、開発輸入-原価管理から原価設計へ-

 中国の人民元レート問題

ばらされる財(産業内貿易)

 パーツの生産集中と工場移転

 高付加価値製品への傾斜

 韓国の対日貿易赤字はなぜ大きいか


国境を越える人々

 外国人労働者問題

 アメリカのコンティンジェント労働-そしてみんな派遣になった-

 労働における先任権と荒れる若者

 高く売れる労働とは

 欧米人には働き蜂はいないのか

為替レートはなぜ動く

フローアプローチとマネタリー(ストック)アプローチ

円キャリー取引

アメリカの高金利政策

産業保護の現実

 ECの農業保護

  フランス、アメリカ、発展途上国

 ローカル・コンテンツ法

 WTO

非経済的な結びつきを加えた取引・交換

地域通貨

産地直売

フェアトレード

緑のオーナー

下請け関係と優越的地位の濫用(日本独禁法)

独占的地位の濫用(EC独禁法ないしローマ条約第82条)

誠実法(アメリカ州法)

取引への社会的規制(2)

百貨店法と大規模小売店舗法(すでに廃止された日本の法制度)

日本の中小小売店・中小飲食店は何と競争をしてきたのか、何と競争関係にあるのか

社会主義はなぜ行き詰ったか(非市場的資源配分)

行列と転売

 不足の政治経済学

権限とサイド・ペイメント

非市場的な情報収集の限界-ノルマと在庫-

なぜダフ屋・転売屋は規制しきれないか


企業の資金調達(1)

 間接金融から直接金融への流れ

 証券化とリスク分散

 格付

企業の資金調達(2)

 昭和日本の低金利政策

 歩積み両建て

 不動産担保と業績評価・利益予測

 ベンチャーキャピタルの性質

2008年9月危機はなぜ起こったか

 誰も総額がわからない

 ファンド

 中国・中東の貯蓄余剰

  なぜ中国では貯蓄が積み上がるか、誰がなぜ貯蓄をしているのか

  アメリカに集まった資金は何に使われていたか

反グローバリゼーション、保護貿易、ブロック経済

 昭和初期の教訓

 資源外交

個人用ツール