- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
[[semielemental]]
Part I:スチューデントスキル(発表と対話)
1.まず声を出してみよう
#contents
2.どうすれば討論の形になるか 話がかみ合うか
*Part I:スチューデントスキル(発表と対話) [#j1d86819]
**1.まず声を出してみよう [#h7072f18]
課題「何でもいいから20分語る」
--100%借り物の知識では質問に答えられない、多くの場合すぐ話すことが尽きる
課題「自分が興味を持つ(経済学部の演習論文として許容可能な)テーマ」
--最終的に絞ってゆくので、最初は大雑把なものでもよい。なるべく自分のもともと持っている興味に近いものがよい。
課題「短文からA4版1枚のレジュメを作る」
他人の例を見て、色々なレジュメのスタイルを学ぶ。
**2.どうすれば討論の形になるか 話がかみ合うか [#vf1c8e3a]
--一致と比較、言葉の定義あわせ
--「超越的なコメント」
3.命題と仮説 検定と棄却・受容
課題「短文にコメントしてみる」
--同意のコメント……新たな根拠や例を付け加える
--反論・留保のコメント……反証する、反例を挙げる
**3.命題と仮説 検定と棄却・受容 [#q451b1e5]
--命題=真偽を判断できる文章
---結論の出ること(真偽を判断できること)を語らないと結論は出ない
--検定と棄却・受容
---真偽を判定する手続き=「方法論」
---手続きの例:統計的な検定
---[[第一種の過誤、第二種の過誤>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%B8%80%E7%A8%AE%E9%81%8E%E8%AA%A4%E3%81%A8%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E7%A8%AE%E9%81%8E%E8%AA%A4#.E7.B5.B1.E8.A8.88.E7.9A.84.E9.81.8E.E8.AA.A4:_.E7.AC.AC.E4.B8.80.E7.A8.AE.E3.81.A8.E7.AC.AC.E4.BA.8C.E7.A8.AE]]
---真を偽とする第一種の過誤、偽を真とする第二種の過誤
課題「グラフをひとつ描く。そこから導ける命題をひとつ言う」
課題「授業でぽんと渡された統計資料から導ける命題をひとつ言う」
--方法論それぞれの限界
--真偽を判断することがほんとうに一番大切なのか?
---(実学以外の)学問は社会の役に立つのか?
--相関についての判断 散布図とクロス集計表
4.状況の把握
課題「なにか散布図を作る、そこから導ける命題をひとつ言う」
**4.状況の把握 [#x1a3466c]
--プレイヤー、オプションとツリー、目的関数
--もれなく数え上げる
--傾向と異常値
--方策:交流分析
課題「大学の利害関係者、それぞれができること、それぞれの目的を表にする」
Part II:スタディスキル(勉強や研究)
*Part II:スタディスキル(勉強や研究) [#o5eedd7b]
1.資料の信頼度(資料批判)と新規性
**1.資料の信頼度(資料批判)と新規性 [#t98bfdb5]
-資料は本物であるか(改ざんされていないか)
--ネット媒体、電子媒体のとき特に問題(関連キーワード:電子署名、原本性保証)
--公刊されていない資料には一定のリスクがある(関連:公文書の保存・公開をめぐる問題)
-誰がそれを言ったか(署名入り記事か、機関の名前で出した文書か)
--利害関係(ポジショントーク)
--それを語る知識・経験
--伝聞か、自身の経験か
-一般論か、具体例か
--現場を知る者しか知りえない事実が含まれるか(全部捏造かもしれない)
-具体例である場合、どの程度代表的な例か
--ニュースになるほど特殊なケース?
-自分から述べた事実か、質問の答えか
--故意でない場合も含め誘導の可能性がある
-他の独立した資料と整合的か(「裏を取る」)
2.引用のルールと資料の探し方(資料室・図書館・ポータル…)
課題 「授業で示された資料がどの程度信頼できるか、根拠を持って判断する」
3.さまざまな研究のスタイル(制度論、理論、歴史、政策提言)
**2.引用のルールと資料の探し方(資料室・図書館・ポータル…) [#lb94f369]
4.無料のソフトパッケージ(R)
課題 「授業で示された特定の文書を正しく引用してみる」
5.ここらでもう一度自分のテーマを語りなおしてみよう
課題 「特定の資料を図書館で見つけてみる」
Part III:輪読
**3.さまざまな研究のスタイル(制度論、理論、歴史、政策提言) [#p7933a2e]
第1種の危険
課題 「『日本経済は衰退に向かっている』ことを検証する方法を考える。それは当然、もとの命題の再定義を含みうる」
**4.無料のソフトパッケージ(R) [#k16cd12c]
**5.ここらでもう一度自分のテーマを語りなおしてみよう [#j08582fa]
シラバス順序にとらわれず、月1回程度は発表を課す。
*Part III:輪読 [#t9fdd112]
**1.みんなで読む [#id209348]
課題 「渡されたテキストから『わからない語句・表現』を一定数挙げる」
そのあと解説つきで読む
**2.語り合う [#n691f13a]
課題 「テキストのテーマに関係ある最近の新聞・雑誌記事を持ち寄る」
課題 「テキストから分かることをレジュメ風に書く」
課題 「他人のレジュメに書いてある事項について、反論(間違いを指摘するのは難しいが、限定・反証など)を行う」