[[Rのデータ入力]]
#contents

*データエディタだけでデータを編集する [#r299bfc4]

 なにかの事情で表計算ソフトも入れたくない、かといってワープロやエディタで数値を扱いたくないという人のために。

*データフレームを作る [#z9da52fe]
 とりあえずデータフレームを作ります。たいていの場合、統計分析には一度に2つ以上のデータを使うはず。一度に使うデータの集合がデータフレームだと思ってください。例えばisetという名前のデータフレームを作るにはこうします。
 iset <- data.frame()
*データを入力する [#cb646490]
「編集」→「データエディタ」を選び、「iset」と入力します。表計算ソフトのような画面が出ます。var1、var2…という欄を編集すると変数名を変えられます。数値データだけ打ち込むと、var1、var2といった変数名がそのまま使われます。

 編集が一段落ついたら、表計算のようなウインドウだけ閉じてください。赤い>のところに
 iset
 とデータセット名を打ち込んでみます。編集した内容がちゃんと出ますか? 間違いに気づいたら「編集」→「データエディタ」を選び、「iset」と入力します。編集の続きが出来ます。

 ここで加えた変更は、attachするまで個々の変数(var1、var2…)には反映されないようです。データが少なく変更がわずかなら、fix(var1)などと特定の変数を名指して編集すると、すぐ変更が反映されます。そうでなければ、例えばisetのデータを書き換えた後、
 detach(iset)
 attach(iset)
 とデータを再読み込みしてください。

*データを保存する [#re91e542]
 赤い>のところに
 write.table(iset,"iset.dat")
 と打ち込むと、isetに属するすべての変数がRguiのあるフォルダにiset.datという名前で保存されます。Rguiのあるフォルダにdというフォルダがすでに作ってあれば、代わりに
 write.table(iset,"d/iset.dat")
 とすれば、dの下にiset.datという名前で保存されます。
*データを読み出す [#h892ea88]
 iset <- read.table("iset.dat")
 あるいはふたつめの例なら
 iset <- read.table("d/iset.dat")
 でデータを読み込めます。読み込むとき、別の名前のデータセットを使ってもかまいません。例えば
 betsunoset <- read.table("iset.dat")
 とか。


 

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