H21(2009)年度講義
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=== ミクロ経済学特講 === | === ミクロ経済学特講 === | ||
=== 経済学(基本科目) === | === 経済学(基本科目) === | ||
+ | H21年度は、1年生向けクラスと再履修クラスの両方でミクロを担当します。 | ||
+ | *[http://hnami.or.tv/d/index.php?kihonmicro 講義ノート] | ||
=== 演習 === | === 演習 === | ||
+ | なにか意見を持っていれば論文が書けるか、と言うとそうではありません。[[論文の書き方]]に書いてあるように、論文というのは「根拠を持ってものを言う」説得のひとつのスタイルです。論文のスタイルではうまく主張できない意見もありますし、論文と認められるために守るべき約束事もあります。 | ||
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+ | トピックスは「経済学」のツールを使って考えられるものなら何でもかまいません。経営問題や、一部の法律問題でも良いのです。[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%95%E3%81%A8%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6 法と経済学(Law and Economics)]という分野もあるくらいですから。ただ、数字を使って主張の正しさの根拠に出来るような、数字の見つかりやすいトピックスのほうが困らずに済むでしょう。そして、動機はなんであってもいいのですが、自分が主体的に研究したいと思うトピックスであること。露骨に書きやすいテーマを探してウロウロ、はダメ。 | ||
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+ | 2年生の1年かかって、大雑把なトピックスから、論文で答えを出せる形のテーマに小さく絞り込んでゆく、と考えてください。3年生になったらそれに沿って少しずつ資料などを探し、現状報告。演習論文の部品作りをすると思えばいいですね。そして4年になったら部品と部品をまとめます。 | ||
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== 大学院(修士) == | == 大学院(修士) == | ||
=== ゲーム理論 === | === ゲーム理論 === | ||
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+ | ゲーム理論の初歩の初歩を簡単に解説した後、自分のテーマ、原則として修士論文のテーマについて、ゲーム理論風に状況整理をしてもらう練習をします。いちど最大化行動(利害関心)だけで問題全体を整理すると、見えないものが見えてくることがあります。数学的な準備は基本的に不要です。加減乗除程度。 | ||
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== 大学院(博士) == | == 大学院(博士) == | ||
=== 新産業組織特論 === | === 新産業組織特論 === | ||
+ | 統計パッケージRを使って、受講生の皆さんのノートパソコン上で学部の計量経済学をやってきましたが、トピックスを高度にして試しに大学院でやってみようと思います。 | ||
+ | [http://hnami.or.tv/d/index.php?%B7%D7%CE%CC%B7%D0%BA%D1%B3%D8%A4%CE%A4%BF%A4%E1%A4%CER%B4%C4%B6%AD 計量経済学のためのR環境] | ||
+ | [http://hnami.or.tv/d/index.php?rtext 計量経済学(学部夜間、H21年度は開講せず) 講義テキスト] | ||
[[Category:学部学生向け|へいせいにしゆういちねん]] | [[Category:学部学生向け|へいせいにしゆういちねん]] | ||
[[Category:大学院(志望者)向け|へいせいにしゆういちねん]] | [[Category:大学院(志望者)向け|へいせいにしゆういちねん]] | ||
[[Category:授業と学習に関するFAQとガイド|へいせいにしゆういちねん]] | [[Category:授業と学習に関するFAQとガイド|へいせいにしゆういちねん]] |
2008年12月19日 (金) 16:16の版
H21(2009)年度講義
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このページについて
履修に関する条件と単位認定の基準・方法は埼玉大学電子シラバス および各学部・年次向けに配布された履修案内を参照してください。このサイトは並河が私的に立てているもので、各講義の内容解説や補足的な情報を置いています。
学部
ミクロ経済学
必修の「経済学」で3時間だけミクロの話を聞いた人を対象とする講義です。数学の知識として、特定の問題(コブ=ダグラス効用関数を使った効用最大化問題)を解くための特定の数学(特定の公式の扱い)が必要です。
- ミクロ経済学入門・ミクロ経済学 自習ガイド(授業で扱わない領域の参考書や、資格試験・大学院受験のための勉強についてはこちら)
ミクロ経済学特講
経済学(基本科目)
H21年度は、1年生向けクラスと再履修クラスの両方でミクロを担当します。
演習
なにか意見を持っていれば論文が書けるか、と言うとそうではありません。論文の書き方に書いてあるように、論文というのは「根拠を持ってものを言う」説得のひとつのスタイルです。論文のスタイルではうまく主張できない意見もありますし、論文と認められるために守るべき約束事もあります。
トピックスは「経済学」のツールを使って考えられるものなら何でもかまいません。経営問題や、一部の法律問題でも良いのです。法と経済学(Law and Economics)という分野もあるくらいですから。ただ、数字を使って主張の正しさの根拠に出来るような、数字の見つかりやすいトピックスのほうが困らずに済むでしょう。そして、動機はなんであってもいいのですが、自分が主体的に研究したいと思うトピックスであること。露骨に書きやすいテーマを探してウロウロ、はダメ。
2年生の1年かかって、大雑把なトピックスから、論文で答えを出せる形のテーマに小さく絞り込んでゆく、と考えてください。3年生になったらそれに沿って少しずつ資料などを探し、現状報告。演習論文の部品作りをすると思えばいいですね。そして4年になったら部品と部品をまとめます。
大学院(修士)
ゲーム理論
ゲーム理論の初歩の初歩を簡単に解説した後、自分のテーマ、原則として修士論文のテーマについて、ゲーム理論風に状況整理をしてもらう練習をします。いちど最大化行動(利害関心)だけで問題全体を整理すると、見えないものが見えてくることがあります。数学的な準備は基本的に不要です。加減乗除程度。
大学院(博士)
新産業組織特論
統計パッケージRを使って、受講生の皆さんのノートパソコン上で学部の計量経済学をやってきましたが、トピックスを高度にして試しに大学院でやってみようと思います。