大学で勉強する?
お金払ってるもんね。 †
- さすがに最近の経済情勢が利いたのか、大学に何も期待していない入学者は少なくなったと感じます。ただ、「人に言われて入ってくる」「みんな行くから自分も行く」人は減っていません。自分の言葉で、期待する内容を言い直せていないのです。
- 就職後数年で離職する若者が増えているといいます。世間から学ぶ段階になって、実際に学ぶものが気に入らなかったり、うまく学べなかったりしている、とも解釈できます。
- 高校までの勉強は、「答えのある」勉強でした。言い換えれば、他人の口からマルかバツが一方的に宣告される勉強でした。学ぶ意味などというのは、自分の言葉で説明できるまでに長いことかかるものだし、その後も絶えず迷い続けていくものです。そうした「答えのない問題」に直面したときにオロオロしてしまうのは、そういう問題に慣れていないからです。
- 解けないんだから、解けない状態になじむしかないですよね。
- そうした訓練が大学に入るまでに進んでいると、大学の先生は楽が出来ます。いっぽう大学を出るまでに訓練が進んでいないと、そのツケは卒業生本人にやってきます。ですから学生さんとしては、そうした訓練を大学にいるうちにつんでおくことが大事です。それだけでいいということではありませんが。
- というわけで、もう少し真剣に考えてみることにしましょう。→大学で勉強する?
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